INTERVIEW
業界の未来を創っていく若手、後進を育てるのも楽しい
コーポレートサービスグループ
人事セクション
チーフ
人事
遠藤 智樹
業界歴21年 ※2024年現在
・他制作会社にて3D制作進行、マーケティング会社で営業補佐を経験
・2009年~フリーランスで活動、雑誌ライター、アニメ脚本家を経験
・ライデンフィルム入社(2019年~)
・人事(2019年~)
・人事セクションチーフ(2021年~)
人事の仕事は、人材の獲得/管理/活用を担うポジションです。採用活動、労務管理、人事評価と報酬制度の設計/運用、働き方改革、教育/研修など、人事のなかにも多岐にわたる役割があり、スタッフの就労支援や組織作りにも関わっていきます。経験を積むと、マネージャー職へステップアップしていきます。ここでは、「3D制作進行」から「脚本家(ライター)」を経て「人事」のキャリアを歩んでいるスタッフのインタビューをお届けします。
今の仕事につながるエピソードをお聞かせください
様々な仕事を経験してきましたが、自分の人生で人事の「じ」の字も思い浮かべたことがなかったくらい想像外のキャリアになっています。「人」を相手にする仕事という視点でいえば、大学・大学院時代に心理学を学んだのは大きかったように思いますね。じつは、私を心理学の世界へといざなってくれたのは『新世紀エヴァンゲリオン』で、アニメ業界で仕事することを強く意識したきっかけでもあります。人生、どこで何がつながるか、本当にわからないものですね。
あなたが得意なことは何ですか?
大雑把に言うと「思考し続けること」ですかね。ちなみに座右の銘は「好きこそものの上手なれ」です。スキル的なことで言えば、小学校に入る前から公文式を習っていたこともあって、理系の思考が身についていた気はします。一方、自分自身の興味・関心はどう考えても映像エンタメの文系寄りで。ライデンフィルムに入って、モノづくりをする側から支える側にシフトしたとき、「好き」なフィールドは文系だけど、「得意」なフィールドは理系というこの2つの掛け合わせがいまの自分なんだなというのを、明確に意識したように思います。
ライデンフィルムに入社したきっかけを教えてください
最初に入った制作会社で同期だったスタッフが、ライデンフィルムでプロデューサーをしていて、文芸・脚本制作のオファーをもらったところから、まずはフリーランスの立場で会社とのつながりができました。その後、会社から「ライデンフィルムで働かないか」と誘いを受けたときに、脚本家になるきっかけをくれたこの会社に恩返しをするときがきたのかもしれないと感じて、業界の未来を創っていく若手、後進を育てるのも楽しいかもしれない、と思って入社しました。
ライデンフィルムはどんな会社ですか?
フリーランスで関わっていた頃、まだ制作進行だったスタッフがプロデューサーや演出家にジョブチェンジしていて、このかたたちが40歳の新入社員の自分に敬語を使ってくださるという、奇妙な場面が生じたのをいまでも鮮明に思い出します(笑)。このエピソードからもわかるように、年齢とか性別といった壁をあまり感じることがなくて、「いろいろな人と関わることに寛容なスタッフが集まっている会社」だなとは思いました。これは、自分のようなキャリアを歩んでいる者にとって、ものすごくありがたいことだといまでも思います。
今後ライデンフィルムでどんなことに挑戦したいですか?
じつはライターの道をあきらめたつもりはなくて。見方を変えるなら、いまライデンフィルムで多くのスタッフと積極的に関わっているのは、未来のアニメ業界を担うスタッフたちとの「関係値作り」かもしれないと認識しています。要するに遠藤というスタッフ自身の営業活動ですね(笑)。ただ、これを個人の野望で片付けてしまってはもったいなくて、同時にライデンフィルムの成長や発展にプラスや利益にすることが、社会人/ビジネスマンとしての在りかただと考えています。自分にできることや実現したいことを人事というフィールドにつねに絡めながら、今後もあれこれ手を出して挑戦していくと思います。
最後に応募者に向けてメッセージをお願いします
自分は、アニメ作りという「エンタメ(文系)」のフィールドで、心理学や統計学、理科系の文書作成技術といった「理系」を活かすスタイルが、いまの仕事のベースにあります。誰かの役に立つことを求められる社会や仕事の現場で、楽しく、充実した日々を送る秘訣は、「好き」だけを満たそうとするのではなく、自分の「得手不得手」を把握して、うまく掛け合わせることなのではないかな、と思います。ライデンフィルムで次々と巻き起こるセッションへのみなさんの参加をお待ちしています!
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