INTERVIEW
私自身撮影の仕事を覚えたのは入社してから
クリエイティブグループ VFXセクション
撮影
上久保 莉菜
業界歴3年 ※2024年現在
・ライデンフィルム入社(2021年~)
・撮影(2021年~)
撮影の仕事は、セル/背景/CGなど各工程の素材を合成し、完成映像を作るポジションです。特殊効果(特効)やエフェクト作業も担当することがあります。経験を積むと、最終的な画面の空気感(ルック)を設計する「撮影監督」になるキャリアプランがあります。ここでは、「撮影」スタッフのインタビューをお届けします。
今の仕事につながるエピソードをお聞かせください
アニメーションに携わる仕事がしたくて、大学もアニメーションを学ぶ学科にいました。元々は作画で将来を考えていたのですが、先生から色を扱うのが上手なので撮影に向いているのではと言われたことがあり、今思えばそのことも撮影を選んだきっかけの一つだったのかなと思います。正直当時は先生の言葉にあまりピンと来ていませんでしたけど(笑)。昔から二次創作で色々な作品を見てきたので、この塗り方が好きとかビビット系はあまり好きじゃないとか、感覚的なものはあったかもしれません。
あなたが得意なことは何ですか?
個人でアニメを作るのが趣味で、After Effects(アフターエフェクト)を使えるようになってから自分で簡単にアニメーションを作れるようになったので、自分の描いた絵でショートアニメを作ったりしています。休日は外に出る用事が無い限りは一日中パソコンにかじりついています。自分にあったデスク環境さえあれば、ずっと画面を見ていられるので、没頭したり、集中し続けられる強さはあるかもしれません。目が疲れることもなければ、肩も凝らないですし(笑)
ライデンフィルムに入社したきっかけを教えてください
就職先として撮影会社を探していた中で、日常がテーマの作品からアクション系まで幅広く手掛けているライデンフィルムに興味を持ちました。関われる作品が多く、経験がたくさん積めそうで、やってみたいことに挑戦できるかもしれないと思いました。
ライデンフィルムはどんな会社ですか?
所属しているセクションは撮影が仕事ですが、特効作業や2Dデザインを作ったり、3DCGの知識があるスタッフがいたりと、色々な技術を持った人たちが集まっています。私自身撮影の仕事を覚えたのは入社してからです。カリキュラムがあって実践トレーニングを行ってから本番の仕事に入っていくので、育成環境もしっかりしていると思いますよ。
今後ライデンフィルムでどんなことに挑戦したいですか?
いずれは撮影監督になりたいです。技術的には、どんなリクエストにも応えられるようになりたい。痒い所に手が届くみたいな感じで「上久保に頼めば何とかなる」そんな風に思われる存在になれたらなと思っています。画面作りは、監督や演出の方々とのコミュニケーションのうえで成り立っていると思うので、関わるスタッフみんなが納得できる映像を作れる技術を身に着けたいです。
最後に応募者に向けてメッセージをお願いします
撮影は絵が描けなくても、クリエイターとしてアニメに携わることができる、アニメが好きなら誰でも目指せる仕事だと思います。実際に放送される映像を作る工程なのでそこも魅力です。先輩たちも熱心に教えてくれるので、技術は入社後でも十分身に付きます。たとえば、絵を描くのが苦手で制作進行を目指すかたもいると思いますが、撮影という仕事を選択肢に入れてみても良いのではないかなと思います。
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