INTERVIEW
作り手としては映像全体を見るバランス感覚が必要なのかなと思っています

クリエイティブグループ
美術セクション
クリエイティブマネージャー
美術監督
齋藤 幸洋
業界歴18年 ※2024年現在
・他社で美術、美術監督を経験
・ライデンフィルム入社(2017年~)
・クリエイティブマネージャー(2021年~)
背景美術の仕事は、アニメーターの描いた設計図をもとに、画面に映る背景を描く仕事です。経験を積むと、作品の世界観をデザインする「美術設定」や、背景美術全体のディレクションを担う「美術監督」になるキャリアプランがあります。ここでは、「背景美術スタッフ」から「美術監督」へとキャリアを歩んでいるスタッフのインタビューをお届けします。
今の仕事につながるエピソードをお聞かせください
昔から絵を描くのが好きでしたが、じつは背景を描くのは苦手で……。逆に背景を勉強したいと思うようになって、それがいまの仕事につながっています。また、映画はよく観ていますね。B級映画のいいところを探すのが好きで(笑)、要素分解や分析をよくしています。
あなたが得意なことは何ですか?
正直アニメは「面白ければそれで良い」と思っています。そういう意味では、自分は背景が専門職ですが、作り手としては映像全体を見るバランス感覚が必要なのかなと思っています。1枚の絵が凄ければ良いわけではなくて、映像として観たときに良い作品になっているかどうか。得意と言えるかはわかりませんが、そのバランス感覚はけっこう大事にしています。
ライデンフィルムに入社したきっかけを教えてください
他の背景会社に勤めていた時期に、ライデンフィルムの作品『恋と嘘』の美術監督を担当していました。ちょうど環境を変えて働いてみたいと考えていたタイミングだったので、ライデンフィルムが新たに美術セクションをつくるという話を聞いて入社することにしました。組織作りに興味があったのもきっかけになっています。
ライデンフィルムはどんな会社ですか?
まだ若い会社なので、いろいろなことを試せると思います。美術セクションに関して言えば、やさしい人が多いですね。何よりみんな仕事のレベルが高いです。自分が若い頃は、先輩の背中を見て技術を盗んで、自分で勝手に仕事を覚えていくような時代でしたが、ライデンフィルムでは、先輩が後輩にしっかり技術を教えていて、時代とともに働き方も変わってきていると感じますね。
今後ライデンフィルムでどんなことに挑戦したいですか?
アニメ作りはアクシデントがたくさん起こる仕事ですが、社内にアニメ制作工程のほぼすべてのセクションがあるので、コミュニケーションを取ったり、改善を図ったりすることで、アクシデントを減らす対策を練ることもできます。どこかに負担が偏らず、みんなが安心して働ける組織を作っていきたいです。
最後に応募者に向けてメッセージをお願いします
まず、将来美術監督を目指しているかたへ。自分なりの表現を作品に取り入れつつ、大勢のスタッフが作業可能な仕事に落とし込むには、アニメ制作の美術担当としての実経験が必要です。アニメの背景という仕事への入口として、ライデンフィルムがその経験を積む場所になれば幸いです。また、将来のイメージが湧かないというかたも、アニメ制作に美術スタッフとして関わって仕事をしながら、より深くアニメに関心を持って、仕事にもこだわりを持っていただければと思います。
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