時代・環境が刻々と変化していく中で、これからもアニメ作りを続けていくために

クリエイティブグループ VCセクション
セクションマネージャー

テクニカルアーティスト

小畑 芳樹

業界歴15年 ※2025年現在

2023年入社
・他社で撮影、撮影監督を経験
1年目~ ライデンフィルム在席(2023年〜)
2年目~ セクションマネージャー(2024年〜)

2024年度から新設された「VC(Visual Coordinate)セクション」は、既存の職域を問わず各セクションを横断し、テクニカル‧マネジメント⾯でサポートを⾏う実験的なセクションになります。少し広域的なテクニカルアーティストのような位置付けです。ここでは「撮影」から「テクニカルアーティスト」へとキャリアを歩んでいるスタッフのインタビューをお届けします。

今の仕事につながるエピソードをお聞かせください

アニメ業界でのキャリアは撮影スタッフとしてスタートになります。⾼校⽣の頃に情報系の学科に所属していた経験もあって、撮影業務の傍らスクリプトやプログラムの作成を担当することとなり、チームやセクション全体で使⽤するツール開発を行うこともありました。通常業務と並⾏してそれらを続けていく中で、技術‧美術両⾯でテクニカル観点から全体のサポートを行う⽴場となり「テクニカルアーティスト」という⾔葉が⼀般化する頃には⾃然と⾃分も似たような位置づけになっていました。

あなたが得意なことは何ですか?

撮影出⾝であるため、AfterEffectsはもちろんHoudiniを⽤いた技術寄りの映像制作が得意(好み)です。ExtendScriptやPython等のスクリプト⾔語で作業⽀援のツール開発を行う機会も多く、そちらも得意(好み)です。単なる器⽤貧乏にならず、アート‧テクニカル、どちら側でもバランスよく⼒を発揮できる様に意識しています。

ライデンフィルムに入社したきっかけを教えてください

他社に所属していた頃から取引があったのですが、その際に演出スタッフと進⾏管理スタッフとの「温かなやりとり」が印象に残っていました。その後転職活動を⾏っている際に、現在弊社に所属しているスタッフに声をかけて頂いていた縁があり⼊社に至りました。⾯談の際に「やりたいことをやらせてあげられる⾵⼟はある」と推して頂いたのも決定打として大きかったです。

ライデンフィルムはどんな会社ですか?

「フットワークが軽い」印象です。⼊社当初はVFXセクションで業務に携わっておりましたが、現場の様々な課題解決に奔⾛するうちに、より機動⼒を発揮できるよう独⽴する構想が⽣まれました。そこからがスムーズで、結果的に⼀年足らずで形となり、とても勢いのある会社だと思います。

今後ライデンフィルムでどんなことに挑戦したいですか?

アニメの制作現場は⻑年の蓄積による頑強なワークフローで、ある種「完成」されていると考えています。ただその反⾯「いつもと違う」要素を滑り込ませる「隙」の少なさ、難しさを感じています。時代‧環境が刻々と変化していく中で、これからもアニメ作りを続けていくために、現場のどこを守りどこをアップデートしていくべきなのか。粘り強く地道にアプローチを続け、より良い環境‧より良い作品を創り出していきたいです。

最後に応募者に向けてメッセージをお願いします

ゲーム業界では「テクニカルアーティスト」の役職は⼀般的かと思いますが、アニメ業界ではまだまだ「得意な⼈が上手いことやる」という実態が多いのではないかと感じています。明確な定義のし難い職務内容ではありますが、全ては「より良い環境でより良いアニメをたくさん作る」を⽬標に⾃分達にできることを⼀歩⼀歩頑張ろう!という気概のセクションです。共に歩んでみたいと思って頂けた⽅は是⾮、ご応募お待ちしております!

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